ユーベルのクラリネット、モデル811のベーム式A管B♭管2本セットです。（型番は写真4）

ベーム式ですが、下管のキーシステムや上管のレジスターキーなどはドイツ管そっくりで他のベーム式とは見た目が異なります。（写真6・7）
外見上は異なりますが、もちろん指使いはそのままベーム式なので周りの注目度はかなり高くなります。

数回使用しましたが、N響の松本健司先生選定品のマウスピースB40もおまけでお付けします。（写真8・9）
もちろんこちらのクラリネットで使用できます。

ユーベルの都内正規日本代理店にて、管体洗浄を含むフルオーバーホール済み。
もちろんコルク、タンポも全交換済みで、キー磨きもしてもらっていますので、すぐに演奏可能です。（写真5）
この状態で大体442Hzで演奏できますのですぐに合奏に参加できます。
交換時に出た古いたんぽクズも証拠品として同梱します。
バレルは一つのみです。

1980年代の東ドイツのメーカーによるクラリネットで、古き良き時代のドイツの音がします。
マウスピースは普通のフランス式で演奏できます。
ドイツの音色が好きな方には堪らない楽器です(^^)

製造番号は上下管とも一致しています。
管体に、割れや補修痕はないそうです。
付属品は掃除棒、ケースの鍵がついています。（写真9・10）
付属品とケースは前所有者からのものなので、かなり時代がかっています。
なのでケースは必要に応じて別途購入していただくのが良いと思います。

ケースの表には誰のかは分かりませんが、サインが入っています。（写真2）
以前公開した時に、カラヤン時代のベルリンフィルの主席オーボエ奏者Lothar Kochと主席クラリネット奏者カール=ライスターの下にいたセカンドクラリネット奏者Peter Geislerのものではないか？との情報を複数の方からいただきました。
確かにベルリンフィルには同じ時期に在籍されていたことがあるので、もしかするとそうかもしれませんね。
ただ、私にはそのあたりの真偽の程はわかりませんので現状品を見てご判断いただけたらと思います。

クラリネットを愛する方に。
の楽器にご理解のある方に。


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